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  3. 太田母斑の治療

太田母斑に対して、有効な予防は今のところ明らかにはなっていないので、生まれる前に予防する方法は確立されていません。
しかし、太田母斑の症状に対しては、確立された方法で治療を行うことができます。
もし目の周りや頬など、顔にシミやアザに見えるものがあり、気になっているのでしたら、皮膚科か形成外科に行って医師の診察を受けましょう。
特に小さい子どもの場合、蒙古斑のようなアザだと思っていたら太田母斑だったというケースもよくあるので、専門医の適切な診断を受けることが大切です。 
また思春期や20歳以降に発症することもあり、こころの傷になることもありますので、レーザー治療を受けたり、メディカルメイクアップで皮膚の変色をカバーするなどの前向きな方法をとることが大切です。



レーザー治療



これまで、太田母斑の治療として、ドライアイスを使った〝雪状炭酸圧低法〟、皮膚を削り取る〝剥削法〟、自分の体の他の部位の皮膚を切り取って移植する〝植皮〟などがありました。しかし、いずれの方法もご本人のからだや皮膚への負担が大きい割にはあまり効果が得られず、最良の治療法とは言えませんでした。


近年は、主に医療用レーザーを使った治療法が行われ、色素斑が目立たなくなる効果をあげています。
レーザー光が、どのように太田母斑に影響するのか不思議に思われるかもしれません。レーザーとは、自然界には存在しない人工的に作り出した光の一種で、特定の色(色素)にのみ反応(吸収)するといった性質を持っています。その特性を生かしたのが太田母斑のレーザー治療です。レーザー治療を数回行うことで、色素斑は目立たなくなることが多いようです。


太田母斑はメラニン色素が皮膚の真皮層に異常増殖したものであり、その原因であるメラノサイトに反応するレーザー光を選んでレーザー照射することで、特定の色素だけを破壊することができる仕組みなのです。


レーザー治療はメスを使わずに治療ができるため、切除法などに比べると皮膚へのダメージが少なく、傷跡も残らないというメリットが挙げられます。しかし、一度に高出力のレーザーを皮膚に照射すると、色素沈着や色素脱失などの皮膚トラブルが生じてしまう可能性もあるため、症状や大きさによって期間や回数などを慎重に判断しながら治療が行われます。


症状によっては、レーザー治療は数年かかることもあり根気が必要な治療法でもありますが、従来の治療法に比べると、太田母斑に対する効果は非常に高い実績をあげており、現在、太田母斑の治療の主流はレーザー治療というほどになりました。


参考サイト


http://beauty-labo.babyblue.jp/page076.html