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  3. 太田母斑ってどんな症状?

太田母斑は、蒙古斑と同様に、メラニン色素を生成する色素細胞の異常増殖によって生じる一種の〝青あざ〟です。
1938年、東京大学医学部皮膚科の教授職にあった太田正雄氏が「眼上顎部褐青色母斑(がんじょうがくぶかっせいしょくぼはん)」報告した疾患であることから、今日では発見者の名前に因んで〝太田母斑〟と呼ぶことの方が多いようです。



太田母斑の特徴



皮膚は、表皮基底層に存在するメラノサイトが真皮層で増加すると青色みを帯びて見えます。日本人の赤ちゃんによくあらわれる蒙古斑もそのひとつですが、蒙古斑は学童期までにほぼ自然消退します。一方、太田母斑は、目の周り、頬、額や鼻のまわり、眼球などにあらわれ、通常は片側だけあらわれることが多いと言われています。発症の時期は、生後半年以内に生じることが多く(早発型)、出生時に存在していることは少ないようです。しかし、思春期に初めて発生することもあり(遅発性)、20歳以降、中年になって発症することもしばしばあるようです。一般的には思春期頃を境に発症増悪しますが、自然消退は期待できません。



  • 生まれつき存在している人もいれば、思春期頃になってから発生し始める人もいる

  • 男性より、女性の方が出現率がはるかに高い(約4~5倍とも)

  • 頬を中心に、額、瞼の周囲などに出現しやすい。鼻、眼球など発生する場合もある

  • 顔の片側に出現することが多く、両側に出現するケースは少ない

  • 蒙古斑とは異なり、自然治癒は難しい



太田母斑はなぜ青く見えるのか



太田母斑が、青みを帯びて見える(あるいは灰色がかって見える)のは、原因があります。



太田母斑はメラニン色素の異常によるものですが、メラノサイトがどの場所の、どの深さの位置に存在するかによって、見える色の程度が異なります。



人間の肌は、表皮 → 真皮 → 皮下組織3層構造になっています。真皮の中にメラノサイトが多いと青みがかった色調が濃くなり、また、真皮のメラノサイトが表皮直下に多いと褐色から灰色に見えます。このように、肌の構造の中で、必ずしも同じ位置にメラノサイトが多く発生するということではなく、人によってその多発している位置が違うため、太田母斑として出現する色も異なる、ということなのです。



原因



なぜメラノサイトが多く発生するメラニン色素異常が起こるのか、まだ不明瞭な点が多く、根本的な原因かわかっていなのが現状です。しかし太田母斑の症状は、メラニン色素の異常によって引き起こされていることが明らかになっています。現在の見方としては、遺伝性ではなく先天性の理由ではないかといわれていること、 男性に比べて女性に発症することが多く男性の4~5倍多いといわれていること、などが挙げられます。また日本人にとっては出やすい疾患であり、基本的に自然に消えることはありません。治療方法は、主にレーザー治療であり、レーザー治療を数回行うことで目立たなくなります。



引用元


https://doctors-me.com/doctor/skin/85/wiki
http://beauty-labo.babyblue.jp/page076.html